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Modeling

図面に基づいて原寸通りに3D入力していきます。
データはなるべく軽くすることで作業の時間短縮にもつながりますので、基本的に見えるところだけを作ります。
図面は、各階平面図、立面図が必要。あと断面図と外構図があれば充分です。
また、簡単な手描きのスケッチなどから作りはじめることもできます。

初回のアングル出しの時は、この程度の作りこみです。あとで、ショットなどアップで見えてくるところは、もっと細かく作り直します。そのときは詳細図、展開図、仕上げ表なども必要になってきます。

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ANGLE

カメラの位置、角度を設定し、見栄えの良いアングルをシミュレーションします。ショットによって、最適と思われるアングルを提案します。
または、要望に応じて数パターンのアングルを提出します。

右図は隠線消去という計算をした線画のアングルです。
 

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ANGLE2

左の図のように素材別に色分けしたカラーでアングルを出すこともできます。
カラーの方がボリューム感がわかりやすいですね。
(サーフェスレンダリングとかシェーディングレンダリングという計算方法です)

この時点で、簡単に影をつけてみたり、ダミーの素材を入れてみたりすることもできますので、外壁の色や素材のパターンをいくつか較べて見たいときに便利です。

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MATERIAL

素材が決定したら、レンダリング用のマッピング素材をフォトショップで作成します。
タイルなどは、一部分の素材を作って、それを繰り返し貼り付ける命令をすればよいのですから、これこそ3Dの得意技です。

それぞれの素材をモデリングしたデータに設定し(タイルの大きさをどのぐらいにするかとか、ガラスの反射や写り込み具合など)いよいよレンダリングです。

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RENDERING

まずはライト(照明)を設定します。
メインの太陽光をどの方からどのぐらいの角度であてるかによって、影の落ち方が変化します。
太陽光以外にも、補助光、特に内観ではスポットライトやダウンライトなどが重要になってきます。
素材とライトの設定がすべて終わったら、何度もテストレンダリングをしたのち、最終的に仕上がりのサイズで本番のレンダリングです。

レンダリングの時間は、データサイズやPC環境に大きく左右されます。

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​FINISHING

レンダリングが修了したら、フォトショップで仕上げます。
トリミングをし、背景(空)や添景(植栽、車等)を入れます。

全体のコントラストや色味のバランスも調整します。
植栽はフリーの写真素材を利用します。
トータルで違和感のないよう、自然な感じに仕上げるようにします。
 

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